理事長の発言<No.2011.08>21世紀の日本のかたち(44)
-宮城県復興ビジョン-

平成23年3月に東日本を中心として発生した地震により被害に遭われた皆様には、謹んでお見舞い申しあげます。一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申しあげます。

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宮城県は東北の中で第一位の人口・産業の集積地域です。東北を牽引すると張りきっていた矢先の3.11に東日本大震災に見舞われましたが、1ヶ月後には県独自の復興構想会議を立上げ、復興計画「宮城・東北・日本の絆・再生から更なる発展へ」を発表しました。宮城が東北と日本の再生をめざすという意気込みが感じられます。

これらに加え、復興計画について、3の提案を示します。
  ?被災地の復旧、復興に「仮設市街地」づくり
  ?みやぎ震災復興公園づくり
  ?みやぎエコポリス・ネットワークづくり

3.11から5ヶ月、宮城県の主な被災自治体の取り組みに共通しているのは、懸命な現場対応とともに、外部からの支援、なによりも国や県からの財政支援が切実に求められている点です。国にあってはすみやかにこれに応えてほしいものです。