理事長の発言<No.2012.06>21世紀の日本のかたち(53)
-東北からの国づくり・東北州構想へ(1)-

平成23年3月に東日本を中心として発生した地震により被害に遭われた皆様には、謹んでお見舞い申しあげます。一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申しあげます。

大震災から1年3ヶ月、東北太平洋沿岸部の被災地の復旧、復興に向けた作業が地域の人々、ボランティア、市町村、県、国(復興庁ほか)によって懸命に続けられています。
これからは本格的復旧、復興が大きなテーマとなって待ち構えております。

東北は持続的人間居住の豊かな質量を持っていることに改めて気付かされます。

この圏域の豊富な資源を活かして、世界に開かれた居住時空間?森と海の国、東北州を創り出せないものか。
東北が力をつけて「自立」という筋書きの地域づくりについて考えてみました。