代表理事の発言<No.2013.06>21世紀の日本のかたち(63)
―大学の国際化とグローバル人材の育成―
平成23年3月に東日本を中心とした地震発生より2年がすぎました。被害に遭われた皆様には、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申しあげます。
さて、私の師匠である吉阪隆正先生が亡くなられてから30年以上が経ちました。地球を飛び回って、世界の平和を心底に、大学の国際交流に身を投じていた師匠、吉阪隆正先生を改めて想い出しているところです。
吉阪隆正先生は地球人といってもよい人でした。生涯、世界平和の願いを心に刻みつつ、グローバルに、研究・創作・教育など、地球人として行動しました。
日本の経済などのグローバル化に呼応して、政府、文部科学省は大学におけるグローバル人材の育成を強力に進めるとしています。
昭和年代が終わり、平成生まれの青年たちが、万事グローバル化の進む時代状況の中、国際的な舞台で「個」を磨き、どんな活躍をするか、大いに期待しているところです。