代表理事の発言<No.2014.03>21世紀の日本のかたち(72)
東日本大震災から3年 −宮城県の復旧・復興−

平成23年3月に東日本を中心とした地震発生より3年をむかえ、被害に遭われた皆様には、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

3年前の東北太平洋岸を襲った大地震津波は一瞬にして、むら・まち・都市を飲み込み、多数の死者行方不明者を出しました。今年も、発災の日時に合わせて被災地をはじめ各地で死者を悼み災害からの復旧、復興を誓う追悼会が持たれました。

今月、3年経った東北被災地、宮城県の仙台平野?亘理町、岩沼市、名取市、そして松島町、東松島市、石巻市を2日かけて歩いてきました。そして、3年経った被災地に立ち手を合わせてきました。

宮城県の復旧は急ピッチに進んでいると感じる一方で、急速な人口減少・少子高齢化に入った宮城県として、改めて、人々の居住地選択の意向、方向を見定めた上での復興計画づくりが求められていることを、より強く思う訪問でした。