代表理事の発言<No.2014.08>21世紀の日本のかたち(76)
東日本大震災から3年半−福島県の復旧・復興−(その1)
平成23年3月に東日本を中心とした地震発生より3年半をむかえようとしています。
一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
2011年3月11日の福島原発事故から3年半をむかえようとしていますが、この事故は今もはっきりしない部分が多いように思います。事故を二度と繰り返さないためには、なぜ事故が起きたかを明らかにすることが一番大事ではないでしょうか。
この夏7月下旬に、相羽康郎東北芸術工科大学教授と一緒に福島県庁を訪ね、福島県の復旧、復興につて資料を提供いただき、長時間話を伺うことができました。
福島県は3.11東北大震災、津波の大災害に加えて日本で初めての原子力災害に見舞われ、懸命に復旧、復興に取り組んでいる様子がじかに伝わってきました。
今回と次回は、東日本大震災から3年半が経つ福島県の状況について筆をとることにしました。