理事長の発言<No.2011.01>21世紀の日本のかたち(37)
世界居住学会インド集会2010報告(続編)
昨年12月に報告した「世界居住学会インド(ムンバイ)集会2010報告」の続編です。
2010年世界居住学会(The World Society for Ekistics (WSE:世界エキスティクス学会))の集会が、11月7?13日、インド・ムンバイ(ボンベイ)を主会場に開催されました。
日本、台湾や欧米からの参加者の他に地元インドの方々が大勢参加し、巨大人口国の望ましい未来の人間居住に強い問題意識をもって議論に加わってきました。
中国勢が不参加であったのは残念なことでしたが、中国とインドというアジアの二つの巨大人口国を考えることは全く興味深いことです。
今回の私のインド訪問の目的の一つには、やがて(2030年頃)中国を抜いて15億、16億人になると予想されているこの巨大人口国インドが、いかなる人間居住をつくろうとしているのかを知ることでした。