代表理事の発言<No.2014.06>21世紀の日本のかたち(75)
急激な少子高齢、人口減少社会と「国土のグランドデザイン」

平成23年3月に東日本を中心とした地震発生より3年以上がすぎました。被害に遭われた皆様には、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

新たな「国土のグランドデザイン」(骨子)が平成26年3月26日に公表されました。
(1)急激な人口減少・少子化、高齢化、(2)グローバリゼーションの進展、(3)巨大災害の切迫、インフラの老朽化、(4)食料、水、エネルギーの制約、地球環境問題、(5)ICTの劇的な進歩、技術革新の進展、を時代潮流としいとらえ、これからの国土、国土構造の姿を描いています。

とりわけ、政府は急激な人口減少を念頭に、2050年、我が国の人口1億人を維持することを目標にし、実行すべき施策を掲げています。

今回は、私の願いのひとつ「生命の網の目社会を築く」を視点に、新たな「国土グランドデザイン」について筆をとりました。