代表理事の発言<No.2014.12>21世紀の日本のかたち(80)
−衆議院選挙と2014年の日本の世相−
平成23年3月に東日本を中心とした地震発生より3年9か月が過ぎました。
一日も早い復旧・復興、帰還を心よりお祈り申し上げます。
さて、平成26(2014)年も残り僅かとなりました。
師走の衆院選挙は、戦後最低の投票率でしたが自公連立の勝利となりました。安倍政権は今後4年アベノミクス他の政策を展開する政治的基盤を手にしたことになります。
原発問題、日中・日韓の問題、老人の孤独死、危険ドラッグによる相次ぐ事故、振り込め詐欺、たび重なる自然災害など暗い話題が世相をにぎわせました。
富岡製糸場や手漉和紙技術の世界文化遺産登録、ノーベル物理学賞授賞、さらに、田中将大投手、錦織圭プロテニスプレーヤー、フィギュアスケートの羽生結弦など日本人ヤングの活躍などは明るいニュースでした。
今回は、一年の締めくくりとして、2014年の世相を振り返ってみました。