理事長の発言<No.2009.08>21世紀の日本のかたち(20)
-- 戦争のかたち、平和のかたち –-
あの日から数えて64年、今年も8月15日がやってきました。日本はあの日、国のかたちを戦争から平和へ、日本再生へと向うことになりました。終戦記念日には東京では都慰霊堂、千鳥ヶ淵戦没者墓苑、靖国神社、日本武道館で、戦没者に対 […]
理事長の発言<No.2009.07>21世紀の日本のかたち(19)
-海と森のコスモロジー-
関東平野の一面に広がる大東京は、この平野の地理、地形、河川、植生を活用して形成された陸の都市にちがいありませんが、見方によっては「海の都」といえます。東京の都市形成の経緯からを踏まえ、改めて、水や森、景観に対する考え方、 […]
理事長の発言<No.2009.06>21世紀の日本のかたち(18)
-日本の食と農のゆくえ-
先日(5月29日)、当研究所の下河辺淳アーカイヴスの対話シリーズ(第2回Quarterly Report企画)で、「食と農」について、国立民族学博物館元館長の石毛直通さんと下河辺さんとの対談がありました。私もお二人の対話 […]
理事長の発言<No.2009.05>21世紀の日本のかたち(17)
-東京の姿形について考える <その4>-
21世紀、日本の社会は、開発型から保全型に向かっていると考えられます。東京に限らず、日本にはいろいろな意味を含んで多くの貴重な歴史遺産があります。時代精神が込められた建築や構造物、公園などが全国の都市や地域に点在しており […]
理事長の発言<No.2009.04>21世紀の日本のかたち(16)
-東京の春の風景 東京の姿形について考える<その3>
世界同時不況の中でも、東京に春は巡ってきます。東京は温暖化の影響もあってか、桜は年々時期が早まり、今年は3月21日に開花宣言がなされ、4月初旬に花盛りとなりました。 上野公園、新宿御苑、隅田公園、小金井公園、井の頭公園は […]
理事長の発言<No.2009.03>21世紀の日本のかたち(15)
-都心に大きな森をつくる 東京の姿形を考える<その2>
「No.2009.02」では、日本の首都東京の姿、形、景観づくりを通して、世界に日本のかたちをはっきりとしたメッセージとして送るべきだと考え、「皇居を世界遺産」にというアイディアを紹介しました。今回は、その続編として、「 […]
理事長の発言<No.2009.02>21世紀の日本のかたち(14)
群島国家の国づくり 国土政策セミナーに参加して
平成21年1月15日、「国土政策セミナー(テーマ:国と地方の協働による国土・地域計画)」に参加する機会があり、多くの知見を得ることができました。今回は東アジアの参加各国の国づくりについての最新の報告と情報交換を行い、21 […]
理事長の発言<No.2009.01>21世紀の日本のかたち(13)-
皇居を世界遺産に 東京の姿形を考える <その1>-
国のかたちは首都の姿形に現れます。日本の首都東京の姿、形、景観づくりを通して、世界に日本のかたちをはっきりとしたメッセージとして送るべきだと考えます。例えば「皇居を世界遺産」にというアイディアはどうでしょうか。超高層の林 […]
理事長の発言<No.2008.12>21世紀の日本のかたち(12)
--ネットワーク社会 <その4>--
これまで、3回にわたり、「21世紀の日本のかたち--ネットワーク社会--」について論じてきました。第4回は、“金融不安と自由貿易圏”に視点をおき、21世紀の日本のあり方を考えてみました。アメリカのサブプライムローンの破綻 […]
理事長の発言<No.2008.11>21世紀の日本のかたち(11)
--世界居住学会南京集会に参加して--
2008年11月3?7日の間、中国、南京市で行われた国連ハビタットの一つ、WSE(World Society of EKISTICS : 世界居住学会)”に出席致しました。様ざまな論点があり、それぞれ […]