顧問の発言<No.2023.07>21世紀の日本のかたち(140)
私と新宿、新宿区都市計画審議会の40年
今年、2023年6月23日に行われた第215回新宿区都市計画審議会は、私にとって最後の審議会となりました。この日、新宿区の事務局は、この機会に私に何か挨拶をするようにと30分ほどの時間を用意してくれ、私として、「私の新宿 […]
顧問の発言<No.2023.05>21世紀の日本のかたち(139)
日本の人口−少子高齢化の日本の未来図
4月26日、国立社会保障・人口問題研究所は、日本の将来人口は2056年に1億人を下回り、2070年には8,700万人との推計を発表しました。この事態に対して、日本は様々な懸念、課題が指摘されています。5月5日には、WHO […]
顧問の発言<No.2023.04>21世紀の日本のかたち(138)
2023年春、マスクをはずす?
日本政府はこの3月13日から、マスク着用は個人の判断に任せると発表しました。顔・人間の表情を隠してしまうマスク着用は、全く人間の非人間化にほかなりません。今年はようやく、目元、口元のある表情のある人間に戻ることができそう […]
顧問の発言<No.2023.02>21世紀の日本のかたち(137)
コロナは終息するか
新宿区は「まちづくり戦略プラン」を改めて見直すことになり、新宿区長より平成4年4月28日、私ども新宿区都市計画審議会に見直し作業が命じられました。これを受けて、当審議会はこれの検討のため作業部会(部会長中川義英氏)を設け […]
顧問の発言<No.2022.12>21世紀の日本のかたち(136)
「未来の東京」戦略−東京都サッカー・ワールドカップ(W杯)2022年、カタール大会
新型コロナウイルス感染拡大の中、東京都は昨年(2021年)から今年(2022年)にかけて、「未来の東京」戦略を発表しました。この戦略については、首都圏(東京都、千葉、神奈川、埼玉県)の動向(人口移向など)を見ながら、「成 […]
顧問の発言<No.2022.12>21世紀の日本のかたち(135)
2022年、晩秋
満月がすっぽりと地球の影に隠れる「皆既月食」と、その月で天王星が隠れる「天王星食」が、11月8日の夜、見られました。日本では前回が1580年7月26日の「土星食」で442年ぶり、次の「重なり」は322年後の2344年7月 […]
顧問の発言<No.2022.10>21世紀の日本のかたち(134)
2022年10月 日中国交50周年など −2022年秋へ−
日中国交正常化から、今年、2022年9月29日で50周年を迎えました。日本と中国は「一衣帯水」の間柄、地理的状態にあります。日中国交回復の50年を改めて振り返り、今後50年の日中の良好な関係を再構築する節目の年であってほ […]
顧問の発言<No.2022.09>21世紀の日本のかたち(133)
2022年9月 戦争と平和、生と死(3) −2022年 夏から秋へ−
終戦77年、戦禍の記憶が風化しているのではないか。3年前、元総理、福田康夫氏ほかが提案し、私どもが画いた「平和公園−国立追悼空間」設立の必要を改めて思います。戦争で亡くなった民間人も含めて、戦没者を追悼し、平和を祈念する […]
顧問の発言<No.2022.07>21世紀の日本のかたち(132)
2022年7月 戦争と平和、生と死(2) −2022年 春から夏へ−
ロシアによるウクライナ侵攻は、7月に入っても未だ激しい戦争が続いています。一方、1972年5月15日、沖縄県が日本に復帰してから50年になります。ウクライナではロシアの侵略により、無辜(むこ)の市民の命が奪われ続けていま […]
顧問の発言<No.2022.05>21世紀の日本のかたち(131)
2022年5月 −戦争と平和、生と死−
今年、2月24日に始まったロシアによるウクライナへの侵攻は、3月、4月、そして5月に入っても引き続いています。この間、ロシア軍はウクライナの市民を巻き込んでおびただしい死者、負傷者をもたらし、人と居住、住居や都市を破壊し […]