第16号 UEDレポート 2019.夏号 グローバルとローカルの交叉する世界の国土・地域政策(令和元年06月発行)

グローバルとローカルの交叉する世界の国土・地域政策

平成30年度は、テーマを「グローバルとローカルの交叉する世界の国土・地域政策」として刊行した。
本号のメインテーマの元で、戸沼幸市(注1)の巻頭言「グローバルとローカルの交叉する世界(地球)の国土・地域政策」を始め、麦島健志(注2)、野田順康(注3)が執筆し、城所哲夫(注4)、岡部明子(注5)、瀬田史彦(注6)、片山健介(注7)、志摩憲寿(注8)の5名の「諸外国の国土政策研究会」メンバー、研究所内からは、小畑晴治(注9)、大場悟(注10)、梅田勝也(注11)、李スーイン(注12)、大木健一(注13)、阿部和彦(注14)の6名、計14名が執筆した。

注:所属
( 1 )当研究所代表理事、早稲田大学名誉教授
( 2 )国土交通省国土政策局長
( 3 )西南学院大学法学部国際関係法学科教授
( 4 )東京大学大学院工学系研究科准教授
( 5 )東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
( 6 )東京大学大学院工学系研究科准教授
( 7 )長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授
( 8 )東洋大学大学院国際地域学研究科准教授
( 9 )当研究所理事、業務開発部長
(10)当研究所理事、都市・地域研究部長
(11)当研究所研究主幹
(12)当研究所都市・地域研究部研究員
(13)当研究所研究主幹
(14)当研究所業務執行理事、事務局長

※UEDレポートは、国立国会図書館の国際標準逐次刊行物番号(ISSN)を取得し、国立国会図書館で閲覧・公開できるように寄贈しました。 ISSN 2187-8536

目次(各章)

題目

頁|著者|所属

巻頭言 グローバルとローカルの交叉する世界(地球)の国土・地域政策

1 |戸沼幸市|日本開発構想研究所 代表理事

1.国土・地域計画の海外展開について-国土・地域計画策定・推進支援プラットフォーム(Spatial Planning Platform (SPP))を中心に-

6 |麦島健志|国土交通省国土政策局長

2.都市化と国土・地域政策の課題-国連ハビタットの政策的動向を中心に-

12|野田順康|西南学院大学法学部国際関係法学科教授

3.巨大都市への集中と都市分断

20|城所哲夫|東京大学大学院工学系研究科准教授

4.ドイツの国土・地域計画の現状

24|瀬田史彦|東京大学大学院工学系研究科准教授

5.英国における地域分権化以降の国土・地域政策の変遷-イングランド・ウェールズ・スコットランドの空間計画の比較-

29|片山健介|長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授

6.「開発のオルタナティブ」に挑むラテンアメリカの国土計画

37|岡部明子|東京大学大学院新領域創成科学研究科教授

7.アジア諸国におけるスラムの問題:空間的・時間的な射程を広げて

45|志摩憲寿|東洋大学大学院国際地域学研究科准教授

8.欧米と日本における団地・ニュータウン問題と再生-モダニズム建築思想と近代都市計画の限界を実感しつつ-

53|小畑晴治|日本開発構想研究所理事 業務開発部長

9.東南アジア諸国の国家空間計画-策定状況とフィリピン・マレーシアの事例-

62|大場 悟|日本開発構想研究所理事 都市・地域研究部長

10.ブータンの持続可能な国づくり-GNHの発想の下に-

70|梅田勝也|日本開発構想研究所研究主幹

11.北朝鮮の国土と産業-市場化(Marketization)及びサービス産業を中心に-

77|李スーイン|日本開発構想研究所都市・地域研究部研究員

12.日本の国土計画の経験・教訓と途上国の国土計画支援について-国土計画を「輸出」できるか?-

87|大木健一|日本開発構想研究所研究主幹

13.「諸外国の国土政策分析調査」から「国土・地域計画の海外展開支援等業務」へ

96|阿部和彦|日本開発構想研究所業務執行理事

下河辺淳アーカイヴスについて

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復刊UEDレポートバックナンバー

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研究所の概要

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