第6号 UEDレポート 2009.秋号 大都市遠郊外住宅地のエリアマネジメント

大都市遠郊外住宅地のエリアマネジメント

新しい人口動向とか高齢社会の進行で、大都市外延部はいろいろ問題が起きています。それだけではなくて、よりまとまって住もうとか、利便性の高いところに人々が集まってきます。
そんな動きとあわせて、「空き家、空き地の伸び」、「地域の魅力低下」、「資産価値の低下」、「自治体の税収減少」、「環境、景観の悪化」、「火災・犯罪の温床」という問題が出ています。法令レベルで対応するのは大変難しい状況があるし、かなり限界があるのではないでしょうか。
地域の方々が、みずからその地域のマネジメント、ある意味で予防的な対応する組織を考える必要があります。自分たちの資産価値を維持するという意味でも、もっと積極的に郊外部でのエリアマネジメントにかかわる組織づくりが必要です。
このような問題意識から、今回のレポートは、「大都市遠郊外住宅地のエリアマネジメント」について考えてみました。